fibroidfoundationafrica.org | 90.0%OFF ルノワールの銅版画「花飾りの帽子」

オーギュスト　ルノワール　銅版画　羽飾りの帽子

ルノワールは油彩などでも多く「花飾りの帽子」をモチーフに制作していますが、これは1894年に銅版画として制作されたもの。
二人の少女はジュリー・マネ（ベルト・モリゾの娘）とその従姉妹のポール・ゴビヤールで、ヴァカンスを過すフランス北部のノルマンディーの海岸での様子を取り上げたもの。
ルノワールは広く一般に自作を広めるために書籍の挿絵や版画集に向けて版画を作製しました。
本作は1894年刊行のギュスターブ・ジェフロワ著「芸術生活」に収められた後1921年にG.リヴィエール著「ルノワールとその友人」にも再録されました。
版画の銅板は周りをヤスリで削り強い圧力にも破損しないように工夫されており印刷した時に用紙に凹んだ縁取りとなります（プレートマーク）
そのサイズは用紙の伸び縮みがありますが本作はプレートマークサイズ11.5×8.0ｃｍ程度とされています。（これより縦長の12.7×7.6前後のリストライス版もあるようです）
こちらの作品はプレートマークサイズが11.8　×8.2ｃｍ程度でしたので経年のため自重で伸びたと思われます（アクリルの上から測ったので多少の誤差はご容赦）
ですのでレゾネのものと同じと思います。
左下に版上サインあります。
額縁も古いもので修理跡などあります。
額縁サイズ40.5×37ｃｍ程度
詳細は写真をご覧下さい。
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